フランスワインの現状
華やかなグランクリュを中心にした部分と地味な部分の2極化
個別醸造元 30% 自分で醸造 (グランクリュも含まれる)
葡萄栽培農家 70% 農協に葡萄を売る
グランクリュのワインは、ロシア・中国のお金持ちに買われて、絶好調。
農協ワインは、売れなくて瀕死状態。葡萄栽培農家も苦しい生活状況。
1935年 A.O.C.の誕生・・・不正取引の防止
原産地が違えば、異なるテロワールがあり、テロワールによって違うワインとなる。
1960年代 除草剤の使用
利点 農作業で最も人件費がかかる草取りの畑を耕す作業が、
手作業だと一ヶ月かかる仕事が三日で終わる便利なもの。
結果 畑を耕すことが無いため土が固まってコンクリートのようになり、
酸素が地中内に入ることもなく、除草剤の毒性のため、
微生物やミミズが畑から姿を消す。
葡萄木が育たない、葡萄果実が熟さない状況になる。
1970年代 化学肥料の使用
利点 大量生産、大量販売の時代に不可欠。質より量が重要。
農協の全盛期。特徴がなくても安くてほどほどなら売れた。
結果 土壌の表面に栄養素があるため、根っこが地中深く伸びない。
土壌独特のミネラルや風味がないワインになってしまった。
1980年代 オノローグ(醸造学士の称号)の指導
利点 無知からくる失敗の減少。
どんな葡萄を収穫しても醸造技術で遜色ないワイン造りが可能。
結果 指導を受けたワインはスタンダード化に拍車がかかる。
ワインの違いがその土壌に由来しないものになってしまった。
1990年代 風味付け人工酵母の使用
利点 自然酵母が存在しない醗酵しない葡萄でも
化学的に造られた酵母菌を入れば問題なく醗酵が進み、好みの香りがつけられる。
結果 土壌に根ざした香りでなくなる。
自然派ワインの起源
根本である土壌をもう一度耕して、
微生物やミミズが生息する畑に生き返らして、
根っこをまっすぐ下に伸ばし、
ミネラルをたっぷり含んだ果汁の葡萄を育て、
畑に生息する自然酵母のみで醗酵をしよう。
つまり自分達のお爺さん達が造っていたワインに戻ろう。
自然派ワインの定義
健全な葡萄を育てるために、天と地と人を最大限に尊重した栽培、醸造を実行したワイン。
美味しい「健全」なワインを造ろうという「志」を持ったワインであるかどうかが問題で、
ビオワインの認定の有無は問題ではない。
美味しいワインを造ることが目標
その為には、美味しい健全な葡萄が必要。
その為には、土壌を生かすビオ的な栽培が必要。
一本の木からとれる収穫量を少なくし、凝縮した葡萄を作る。
醸造上も極力ワインに圧力がかかるようなポンプなども使用せず、
土壌から得た純粋な葡萄の旨味を最大限に表現したワイン。
現地買い付けワインのお店「たけや」
http://takeya.ocnk.net/